歌舞伎座 風の谷のナウシカ あらすじ・感想

エンタメ

私が拝見したのは、歌舞伎座で7月4日~29日上演されている
「風の谷のナウシカ 上の巻ー白き魔女の戦記ー」です。

今回が初めての歌舞伎でした。
歌舞伎も知らない。風の谷のナウシカの原作や映画も見たことのない私が理解できるのか不安でしたが、、

結論、とても面白くて、また別の演目で歌舞伎を見たいと思えるほど、歌舞伎にハマりました。

※歌舞伎座「7月大歌舞伎」7月23日(土)以降全公演中止となっております

あらすじ


あの壮大な物語がよみがえる――皇女クシャナに焦点を当てた「白き魔女の戦記」
 文明が滅びて千年。大地は巨大な蟲が蠢き、有毒な瘴気を発する菌類の森、腐海に覆われます。わずかに残った人間たちは依然として争いを止めず、トルメキア王国と土鬼(ドルク)諸侯国連合帝国の二大国が対立。辺境の小国「風の谷」はトルメキアとの古い盟約により、族長の娘ナウシカが戦に向かい、「白き魔女」と呼ばれるトルメキア王国の武名気高き皇女クシャナと行動をともにします。偉大な先王の血をただ一人受け継ぐクシャナは、周囲に命を狙われ、身代わりとなった母は毒酒のために物狂いに…。部下の信頼も厚いクシャナは戦場に立ち、敵だけではなく味方から張り巡らされた陰謀にも、強い志を胸に戦います——。
 さまざまな苦悩や葛藤のなかで凛として美しく生きる皇女クシャナの姿をより深く描き、歌舞伎座に初登場します。

引用 歌舞伎座ホームページ

主な出演者

クシャナ 尾上菊之助
ナウシカ 中村米吉

上演時間

序章 6:30~7:52
幕間 30分
大詰 8:22~9:08

ストーリー知らなくても大丈夫?

風の谷のナウシカのストーリーを知らなくても全然、楽しめました。


私は、パンフレットのあらすじ(上記に書かれたもの)を読んだだけでした。


しかし、途中に場面の説明があったり、会話も現代語で話している部分が多かったり、衣装やセットで理解することが出来たりと、話の内容は大まかなストーリーは理解できたので、見るのに困りませんでした。

もし、話を理解できるか不安な方は、イヤホンガイドが有料で貸し出しされているので、それを聞いてみるのもいいかもしれません。

また、原作や映画を見ていたら、それと比べることが出来たりしてもっと面白いだろうなと思いました。

3階席から見た感想


今回、初めての歌舞伎ということもあって3500円で見れる3階席から鑑賞しました。
やはり、3階だと演者の顔までははっきりとはわかりません。


私は、4.5倍のオペラグラスを持参していたため、オペラグラスを通してみると、演者1人分の全身が映し出され、顔もはっきりとわかりました。

しかし、歌舞伎という雰囲気を味わってみたい、演目に興味があるといった方には3000円代で見れるので、とてもいいなと思いました。

感想


私は、舞台鑑賞が趣味ですが、普通の舞台とはまた違った面白さが歌舞伎にはあると思いました。


歌舞伎独特の話し方やBGM・効果音、メイクに衣装、すべて新鮮でした。早着替えや見得を切ったり、ナウシカがメーヴェ(小型飛行機)にのって花道の上を飛んだりしているのは、圧巻でした。


また、ナウシカやクシャナの強く信念を持って行動する様が主に描かれていましたが、かっこよすぎでした。

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