初めての歯列矯正は、どのくらい痛いのか、好きなものが食べられないのかなど、不安になりますよね。
表側のワイヤー矯正をして1年が経過した私が、初めてワイヤーをつけたときの痛みやこれをすると痛みが減った!といったことを紹介します。
この記事を読んでほしい人
- 今から歯列矯正を始めようと考えている方
- ワイヤー矯正がどのくらい痛いのか知りたい方
- ワイヤー矯正の痛みを軽減したい方
ここでは、初めて表側矯正でワイヤーをつけたときに感じた、
痛みや慣れるまでの期間、食べられるもの、痛みが軽減した方法などを書いているので是非参考にしていただければ嬉しいです。
ワイヤーをつけるまでに痛いことはある?
ワイヤーをつける前に、青ゴムをつけて歯と歯の間に隙間を作り、奥歯にバンドをはめました。
そのときの、青ゴムは少し痛かったです。
青ゴムは装着して翌日から痛みがありました。
少し大きめの肉がずっと歯に挟まっている違和感があり、奥歯で固いものを噛むと痛いなと思うぐらいでした。
その痛みは3日でおさまりました。
ワイヤーを付けるときや直後の痛みについて
ワイヤーを付けるとき、私の場合奥歯のブランケットが歯が小さくてなかなか付かず、何度も引っ張られて痛かったですけど、ワイヤーを付けるときに痛みはありませんでした。
装着して直後の痛みもありませんでした。
私は、上の歯にブランケットをすべて装着し、一番奥歯を除いてワイヤーを装着しました。
つけて直後は唇の裏に装置がいっぱい当たって違和感がある程度で痛みはありませんでした。
ワイヤー装着から痛みが消えるまで
痛みが出始めたのはワイヤーを装着して5時間後、前歯に少し痛みが出てきました。
翌日
歯の痛みで前歯が抜けるという最悪の夢を見て目が覚めました。
起きると、歯の全体が強い力で押さえつけられているような痛みがありました。
鈍い締め付けの痛みが一日中ずっと続きました。
3日目
まだ、歯全体がズーンと痛いままでした。
4日目
痛みがだんだん減ってきたけど、前歯を使うと痛みがあります。
また、奥歯の装置が口の中を傷つけているようで、人生初めての口内炎を体験しました。
口内炎と連動してか、あごの骨も少し痛くなりました。
5日目
若干まだ固いものを噛むと痛みはありますが、日常では全く痛くなくなりました。
口内炎は痛いままで、噛むという動作ではなく喋ったり、横向きで寝たりするときに、ほっぺに圧がかかると傷みました。口の中の膜が削れている感じでした。
6日目
口の中の膜が強くなったのか、装置が当たっても気にならなくなり、痛みもなくなりました。
結果
私の場合、4日目ぐらいから食事をするとき以外の痛みはなくなり、6日目になるころには食事も好きなものが食べられ、装置にも慣れました。
食事や生活への影響は?
装着して3時間後
友達とバイキングを食べる予定があったので、初めて装置をつけての食事がお肉、寿司、焼き魚、ミニハンバーガー、ケーキでした(笑)
初めてのワイヤー装置をつけての食事に心配はありましたが、すべて食べられました!
ただ、大きいものは食べにくく、細かく切って食べなくていけませんでした。特にお肉は硬いので小さく切って食べました。
5時間後
前歯に少し痛みが出てきたので、奥歯で噛むようにしました。
翌日
歯が痛すぎて、固いもの、大きいもの、前歯を使うものがほんとに食べられなくて、パンしか食べられませんでした。
パンは小さくちぎって歯を使わず、舌でつぶして食べるのが一番良かったです。
よく、豆腐やおかゆがいいと言いますが、私的には豆腐やおかゆ(特にお米)は歯にたくさん挟まるので、最初は食べづらかったです。
3日目
パンが食べやすかったので、主食はパンにしました。
4~5日目
痛みがない部分なら、好きなものを食べられました。
6日目以降
痛みがなく、肉などの固いものでも自由に好きなものを食べられました。
痛みを軽減する方法
ワイヤー装着直後、痛みが無くても固いものは食べない
私はワイヤー装着直後、痛みが無くてその日の夜ご飯にお肉や、ハンバーガー、フルーツなど好きなものをたくさん食べました。
このとき固いものを好きなだけ食べたから、翌日の痛みが強く出たのではないかと思い後悔しています。
そのため、ワイヤー装着直後はなるべく柔らかくて、食べやすいものを食べることで翌日の痛みが軽減する可能性があります。
食べづらいものは食べない
多くの人は矯正して、3日~1週間あたりは歯に違和感があったり、痛みがあったりします。
そのときに、無理に栄養バランスを考えて、肉、魚、米、フルーツなどをとるのではなく、自分がこれなら食べやすいというものを食べ、痛いときは無理をしない方が、早く痛みがなくなる気がしました。
口内炎の痛みにはワックスを使う
ワックスというのは白い塊で、口内炎が出来たときにつけると器具が口の中に直接あたるのを避けることができます。
しかし、私にはワックスはすぐ取れてしまったり、動いたり、奥歯は付けづらかったりという問題があり、あまり上手に使えませんでした。
没頭できる作業を何か用意しておく
ワイヤーをした日の翌日が休みだと一日中、歯が痛いことに気を取られて、とてもストレスに感じます。
そのため、人と会ったり、ご飯を食べるといった予定ではなく、自分が夢中で作業できることを用意しておくと、それに没頭して痛みを忘れることが出来、私的には一番これが効果的な痛みの軽減する方法でした。
鎮痛剤を飲む
歯が痛いときに頭まで痛くなったり、痛すぎて何もできなくなったりしたときは薬に頼りましょう。
あまりにも痛いのに我慢する方がストレスになり、悪化もするかもしれませんからね。
まとめ
痛みは翌日が一番強く、段々と落ち着いていきます。
食事も最初は違和感があったり、固いものを食べるとズキーンとした痛みがあったりしますが、3日もすれば好きなものが徐々に食べられるようになります。
痛みを軽減する方法
・ワイヤー装着直後、痛みが無くても固いものは食べない
・食べづらいものは食べない
・口内炎の痛みにはワックスという装置をつけて、口内炎に当たらないようにする
・何か没頭できる作業を用意しておく
・鎮痛剤を飲む
私は初めてワイヤー矯正をして、自分の知らない歯の痛みに驚くことが多かったです。
この記事を読んで、矯正装置に対する痛みの不安が少しでも減ったら嬉しいです。
「この痛みに耐えたら、歯がきれいになる!」というモチベーションをもって、一緒に歯列矯正がんばりましょう。